田口峠より霊仙峰周回


いかにも西上州の山らしい静かな藪山の霊仙峰

日本列島の陸地で海に接することなくもっとも大きな円を描いた時、地理院地図(以下「地図」と表記)に名のある山としてその中心に一番近い山が霊仙峰です。言い方を変えると海からもっとも離れた内陸の山と言うことで、北海道の山じゃないんだと言うのがちょっと意外ですよね。
先の理由で以前からこの一帯が一部の方から注目されてはいましたが、昔は深い笹藪の密林であったため簡単には登れない山でもありました。しかし現在は尾根伝いに笹藪もなく登山可能となり、以前からお話ししている通り西上州では笹の更新期なのかもしれません。

 

グレード(個人評価)  H  1  2    4  5  U  /  判断基準
ルート 田口峠→主稜線→霊仙峰→主稜線→ショートカット→破線道→県道→田口峠
総歩行時間(休憩含まず) 3時間前後(ルートファインディングが的確だった場合)
登山適期 10月中旬〜5月下旬  但し冬期は凍結と積雪量の状況による
地理院地図へのリンク https://maps.gsi.go.jp/#16/36.183914/138.598988
駐車場所 田口峠より500m程度群馬県側にトイレ付きの大きな駐車スペースがあります。但し、トイレそのものは朽ちかけており、使用する場合は利用者の自己判断で願います。
また群馬県側トンネル入口前に小型車であれば1台止められますが、こちらも迷惑とならないよう自己責任にてご判断下さい。
注  記 いわゆる一般のガイドに類するような山行録ではありません。主だった各所の写真付きコメント以外、ルートファインディングの面白みを殺ぐような解説はありませんのでご了承下さい。
尾根道は判然としないところもありますが岩場もなく、大きく外さない限り特に危険はありません。筆者は途中ショートカットして斜面を横切ることもありましたが、藪と言うほどのうるさい灌木等はなく、あっても無視できる範囲でした。
こちらもお決まりですが、主だったピークやコブには石柱等設置され、一応の薄い踏み跡は確認できます。山頂含む各所ともテープ等マーキングのたぐいはほぼ無いに等しいと思って下さい。
毎度の決まり事となりますが、自己責任にて現場での判断を願います。当たり前ながら筆者踏破ルート外、または山行者のミスルート等による事故や危険は考慮していません。
熊出没注意!! 山頂でドコモ携帯使用不能、他社は不明。

 

2023年 11月中旬現在
 
左) 佐久側から見る田口峠トンネル
右) 写真はトンネル手前左(北側)路肩からの登山口ですが、右からも細い踏み跡(獣道?)があり山に入れます。
 
心地よい尾根道
 
左) トップ写真と同じ1210mピークより霊仙峰
 
直下より山頂を望む
 
北寄りにやや傾いた小広い山頂と三等三角点。冬枯れの時期でも展望は木の間越し。
 
この時期、遅くまで残るもみじが蛍光色のように非常に鮮やかです。(写真は未編集の生写真)
 
1180mピーク付近の妙な石柱。十字は普通にどこでも見るけど、これはなぜか1片が曲がってる。霊仙峰方向を指してるようにも見えるが??
 
左) 近くの1300m峰へは登らず途中で斜面をショートカットし支稜へ
右) 支稜末端から地図で破線道のある沢へ
 
左) 破線道の上流側
右) 同所下流側。それなりの道形が分かるところはあるものの、共にずたずたに削られ、あるいは土砂に埋まり完全廃道状態です。
 
沢を下り始めしばらくすると県道のガードレールが前方に
 
適当な所で雨川本流を渡り、県道に出るとそこは「第113号カーブ」地点でした。
筆者が渡った時は水量少なく飛び越せる範囲でしたが、水量多い時期や雨上がりはそれなりに対処して下さい。
 
 
 
 
踏破軌跡(縮尺は任意)
GPSのものではありません。地図を元に筆者登山後の覚えですので、細部で異なる場合があります。
 
余談ですが・・・
霊仙峰はその名から何らかの宗教的いわれがあるのかと思われますが、詳しいことは分かっていないようです。
またこの山の読みも、れいせんほう、れいぜんぽう等いくつかあるようですが、正しい読みは分かっていません(あくまで調べた範囲で)。ちなみに筆者は以前から「れいぜんほう」と呼んでいました。前述通り正しいかどうか確証はありませんので念のため。

もう一つ、厳密には県境から外れた佐久の山で群馬には入りませんが、筆者は「関東山地中の上信及び上武県境とその周辺の山々を含めて西上州の山」としています。御座山もそうだけど、こう言っておかないと妙に荒ぶる人がいて・・・^^;^^;
 
 
新規追加  2024年 3月 2日
 
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